Ｄｅａｒ 近況001

このBlogの位置づけをどうしたものか？

と最近考えていたのですが、もっとお店のことばかりではなく、いや、結局お店のことではあるのですが、最近あったこととか、思っていることとか、試みていることとか、そういう方向のことをもっと書いてもいいのではないか？と思い立ちまして、

そういう内容を「近況」というタイトルでナンバリングしようかなと始めた次第です。

今回の「近況」は、最近はじめたアメリカのメーカーとの取引について。

既に販売しております「ワールズフェア1893」

こちら「Renegade Game Studios社」より販売されているゲームで、アメリカのシカゴに本社を構えるメーカーであることから（ゲームもシカゴ万博が題材で妙なマッチングです）アメリカのメーカーとの初の取引となったのですが、いままでやってきた「ドイツ」や「オランダ」とはちょっと趣が違っていまして。 具体的に何が違うかというと、まずは「航空便」の利用、そして次に「通関業者とのやりとりがある」というこの点がいままでと違っていました。

「いやいやそんなん常識でしょ！」と言われてしまうかもしれませんが、なにぶんまだ卸売業1年目なもので（汗）小箱や個人輸入で一度に100個以上購入することはあっても、中～大箱の新品商品をこの単位で仕入れるのは初めて。

ドイツやヨーロッパ諸国のメーカーでも同じような轍を踏むメーカーもあるかとは思いますが、今まで取引してきたメーカーは普通にPostを使って大雑把に（失礼）送ってきていたので、ちょっと新鮮です。あ、でも大箱のカステリーナもPostからだったな・・・ドイツ（笑）

通関業者とのやり取りも新鮮で楽しいです。 なんか超愛想のいい人たちで（電話でしか話していませんが）、先日ワールズフェア1893の再入荷時に、2回目にして「関税立て替え分の振込あとでいいんで送っておきますね！」なんて、常連然とした話になっています。今回のような輸入形態で輸入しなければきっと関わることのない人たち。

海外とのやり取りをしていると、「エッセンで初顔合わせ」なんてことも過去にありましたが、会えればよい方、大抵は会うことが出来なくて、国内でも通関業者の方といつ会えるか？いつかご挨拶に伺う機会があればなと思っています。

さて、そんな初めて尽くしのアメリカメーカーからの輸入だったわけですが、第二弾として同じRenegade Game Studios社にお願いして「Covert」の販売を予定しております。

こちら、米国での販売価格が定価60ドル（約6,200円 ※10/8時点）、実売価格で45ドル前後なので送料を考えるとやはり6,000円ちょっとのお値段で入手出来るゲームです。

課題として

①できれば流通させたい（卸したい） やはり良いゲームは広く遊んで貰いたいと思っているので、当店だけで売るより他店舗にも扱って貰って色んな人に遊んでほしいという想いがあります。まあ、ぶっちゃけウチなんか知名度もたかが知れている弱小店舗なので、もっと大きなところに扱って貰って広く知ってもらいたいなと。

②流通価格を6,000円台に抑えたい

個人輸入すれば6,000円ちょっとで買える商品です。 和訳を作って添付するとしても、できれば6,000円台に収めて手に取りやすいお値段で提供したいと思っていました。7,000円台になるとちょっと手が出辛くなるかなと。

ここでネックになったのが「航空便」で・・・高いんですよね。高い高い。

見積り出してもらって計算したら流通価格8,000円余裕で超えちゃう・・・oh

そこで、今回は先方の提案もあって船便を試してみることにしました。これならギリギリ＆少しウチが負担すれば6,000円台でイケる！ということで見積もりを貰い、なんとかなりそうで一安心していたのですが・・・

到着までに5週間かかるとのこと！？

ということで、今月中にお届けできるかな？と思っていたのですが、少々お時間がかかりそうです。 場合によってはゲームマーケット秋にて初売りになるかも知れません。

その分、ルールブックは品質の高い、満足度の高いものをご用意いたしますので、もう少々お待ちいただければと思います。

ディアシュピールの店舗の貸出ゲームには、和訳終了次第並べますので、気になる方は店舗にて遊んでみてくださいませ。

ではでは。